大学院法学研究院 准教授
大賀 哲

ロー図書館とバトラー図書館

2016.03.14

ロー図書館とバトラー図書館

 

コロンビア大学にはロー図書館(Low Library)とバトラー図書館(Butler Library)というものがあります(部局や研究所ごとの図書館はもっと沢山あります)。

写真で見てみますと、左側、アルママータのブロンズ像があるのがロー図書館。右側、荘厳な建物がバトラー図書館です。ロー図書館は1895年に大学の中央図書館として開館します。ロー図書館は第11代学長のセス・ロー(Seth Low)の寄付で建設されます。ちなみにこのセス・ローという人はコロンビア大学の学長以外にも、ブルックリン市長、ニューヨーク市長などを歴任し、またアメリカ政府代表の一人として1899年のハーグ国際平和会議にも参加しています。

当初はロー図書館が中央図書館として機能していたわけですが、1934年にバトラー図書館がオープンすると、中央図書館はバトラーに移り、大学の記録資料館としての機能を果たすようになります。現在では、大学の事務部が置かれているようです。私もこっちに来るまで誤解していたのですが、コロンビア大学と言えばロー図書館がとても有名でポストカード等にも使われているので、これがコロンビアの図書館!と思ってしまうのですが、現在はバトラー図書館が大学の中央図書館です。このバトラー図書館、中身は大層立派で、博物館かと思うくらいです。天井が高い!(笑)。まだ全貌はとても掴めていませんが9階まであるようです(ファーストフロアは2階)。2階と3階(つまり、通常の建築物で言えば1階と2階)はInformationやReference、Reading Roomやカフェラウンジなどがあります。またいろいろと探索してみたいと思います。

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ロー図書館とバトラー図書館
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