2015.11.19
今年の8月、調査で2週間ほどサンフランシスコに行ってきました。仕事柄、アメリカに行くことはとても多いのですが、ワシントンDCを中心に東海岸に行くことが多く、実は西海岸にまともに滞在するのは今回が初めてでした。
移民関係の史資料調査が目的で、史料館や図書館に通いました。移民の町だけあって、町中に人種間の葛藤や歴史、そして近代化を感じる史跡の沢山ある町で、とても良い旅になりました。アジア系人口も多く、東海岸とはまた違った意味で不思議な感じがしました。中華街にも行きましたが、とても懐かしいオリエンタルな雰囲気のただよう空間でした。
西海岸の歴史はアメリカが拡大していく歴史。人口が増え、経済も発展していく中で、移民や人種の問題が巻き起こっていきます。同時に、アメリカが世界へと打って出ていく過程で連邦政府の権限も強化され、アメリカの国家がかたちづくられていきます。世界国家アメリカ、移民国家アメリカが形成されていく一端が窺われる歴史と異文化が交錯する町と言ってもよいのかもしれません！
また港町ということもあって、とくにお食事が素晴らしかったです。毎日毎日シーフードをいただきましたが（笑）、飽きがこないというか美味しいものばかりでした。とくに牡蠣が美味しかったです（*^_^*）。九州とはまたひと味違った良さがあるように思いました。船でアルカトラズを横切ってエンジェル・アイランドにも足を運びましたが、海から見たサンフランシスコがまた素晴らしい眺めでした。
ちょっと足を伸ばせば、シリコンバレーやバークレーも近いのですが、今回はそこまで余裕がなく、、時間があるときに是非また来てみたいと思います。…というか、また来るような気がします！
リサーチ関係の記事はまた改めてアップします！！
