大学院法学研究院 准教授
大賀 哲

San Francisco (1) San Francisco Public Library

2015.11.20

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さてさて、何回かに分けて夏に行ったサンフランシスコの紹介をしていきたいと思います!まずはサンフランシスコ公共図書館(San Francisco Public Library)。

私は移民関係の史料を探しにこの公共図書館にやってきました。20世紀初頭、とくにサンフランシスコ、シアトル、バンクーバー等を拠点に活動した「アジア人移民排斥連盟(Asiatic Exclusion League)」なる団体がありました。またサンフランシスコは日系移民排斥が激しく「カリフォルニア移民連盟(California Joint Immigration Committee)」という移民排斥団体が活発な活動を展開していた町でもあります。そうした史料が数多くこの公共図書館に所蔵されています。

まず図書館の近くになにがあるかというと、UN Plazaなる広場(!)とそれに関連した建物(!)があります。あとで調べたら、UN Plazaというのは国連憲章がサンフランシスコで署名されたことにちなんで名付けられたそうです。UN Plazaの脇には立派な建物がありますが、これはUS Health Human Service Departmentだそうです(中には入れません…)。

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UN Plazaを抜けると、正面にヨーロッパの王宮のような建物が見えてきます!これがサンフランシスコ市庁舎です!

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位置関係にするとこんな感じなのですが、UN Plazaから視聴者に向かって歩いていくと、ちょうどその中間にあるのが図書館です。

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6階にSpecial CollectionとHistory Centerがあります。アメリカの公共図書館は書籍の電子化が相当進んでいて、外部からでも電子化された文献にアクセスできるのですが、まだ電子化されていない重要文献がSpecial Collectionに所蔵されています。探していた移民排斥団体の資料もSpecial Collectionに数多く所蔵されていました。

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というわけで、サンフランシスコの公共図書館の様子をご紹介しました。かなり電子化されていて、かつ貴重な史料が保存されていて感動しました。

 


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