大学院法学研究院 准教授
大賀 哲

学際研究における人文・社会科学研究の役割

2017.07.22

少し前になるが、人文情報学研究所の『人文情報学月報』第70号に「学際研究における人文・社会科学研究の役割」という小論を書いた。「文理連携」と「文理融合」、「学際(inter-discipilinarity)」と「超学際(trans-discipilinarity)」など混同されやすい概念の定義を整理しながら、学際レベルの文理連携から文理融合への移行過程において人文・社会科学の研究者が果たす役割を考察した。とくにテキストマイニングに対しての計量テキスト分析の異同を踏まえつつ、解析結果を解釈しつつ既存の文脈に意味づける研究の意義、量的・質的方法を循環的に用いる研究の意義について検討した。いくつかの研究事例についても紹介している。紙幅の都合で十分に論じ切れていない部分はあるが、ご参考まで!


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