2016.01.12
繰り返しご案内をさせていただいておりますが、来る1月30日(土)に「テキストマイニングとデジタル・ヒューマニティーズ」というシンポジウムを九州大学で開催いたします。立命館大学から樋口耕一先生と田中省作先生、人文情報学研究所から永﨑研宣先生をお招きして、テキストマイニングの入門講座、研究動向や活用事例のご紹介をいただく予定です。
お申し込みはこちらから !(学部生以上の方であれば誰でも参加できます。他大学の方も大歓迎です)
当日はKH Coderの入門講座もあります。ぜひぜひご参加ください!!
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第4回 九州大学異分野融合テキストマイニング研究会(2016年1月30日)
シンポジウム ― テキストマイニングとデジタル・ヒューマニティーズ
主催:九州大学異分野融合テキストマイニング研究会
共催:九州大学学術研究・産学官連携本部、同情報基盤研究開発センター、同大学院経済学研究院、同大学院言語文化研究院、同大学院統合新領域科学府 ライブラリーサイエンス専攻
後援:同大学院法学研究院
【日時】2016年1月30日(土) 13:00~
【場所】九州大学 箱崎キャンパス・文系地区 中講義室(最寄駅:地下鉄箱崎九大前下車)※地図上、緑の10番です。
【参加費】無料(院生・学部生も参加できます)
【タイムテーブル】
12:30 開場
13:00~13:10 開会挨拶
九州大学副理事/学術研究・産学官連携本部副本部長 古川勝彦教授
13:20~14:50 第Ⅰ部 KHCoder入門講座
立命館大学産業社会学部 樋口耕一准教授
「入門・計量テキスト分析ーKH Coderによる分析体験をまじえて」
※Windows PCをお持ち頂きますと、説明に合わせて操作を体験頂けます
14:50~15:00 休憩
15:00~16:30 第Ⅱ部 テキストマイニング
立命館大学文学部 田中省作教授
「学術情報マイニングー論文・機関リポジトリ・研究者情報の活用事例」
16:30~16:40 休憩
16:40~18:10 第Ⅲ部 デジタル・ヒューマニティーズ
人文情報学研究所 永﨑研宣主任研究員
「テクストマイニングをめぐるデジタル・ヒューマニティーズの課題」
18:10~18:15 閉会挨拶
九州大学大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻 専攻長 冨浦洋一教授
18:30~ 懇親会(会費別)
【テキストマイニングとは】
テキストマイニングとは、文字列を対象としたデータマイニングで、統計学や人工知能などのデータ解析の技法を用いて、大量のデータから未知の「隠れた」情報や特長や傾向を見つけ出す技術です。大量のテキストデータから重要語やキーワードを抽出することで文書の傾向や重要事項を抽出する、大量のテキストデータを分類しその要点や特徴を見出す、テキスト中に隠れている問題点や新しい視点などを発見する、これらを自然言語処理の手法とデータ解析の手法の組み合わせで、実現するのがテキストマイニング技術です。
【デジタル・ヒューマニティーズとは】
デジタル・ヒューマニティーズとは人文学と情報学との融合分野で、人文学の研究領域(文学・哲学・歴史学・考古学・人類学・言語学)をコンピューティングによるツール(データ可視化、情報検索、統計、データマイニング、テキストマイニング、デジタルマッピング)を用いてアプローチし、新たな知見や視点を得ることを目的としています。古文書や草稿などのデジタルアーカイブ、学術情報や資料のデータベース化、デジタル技術を適用した新たな知見の発見と提供などがデジタル・ヒューマニティーズの代表的な研究分野です。
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