2015.04.20
韓国・大邱で開催された世界水フォーラムに行ってきました。世界水フォーラムは1997年に第1回がモロッコのマラケシュで開催され、その後3年に1度開催されています。今回は第7回目ということになります。「水」問題に関わる、政府・企業・学者・市民団体の方々など多様な参加者が世界中から集まっていました。「水」というのはそれ自体が学際的なテーマですから、文系理系を問わず世界中から多様な分野の研究者が集まってきていました。政治学だと「水」をメインに研究されてる方はまだまだ多くはないのですが、行政学や国際法で以前からご存じだった先生方ともばったり世界水フォーラムでお会いしたりと、異分野のようで意外と親近感のある研究分野なのかもしれません。
今回は韓国開催でとても行きやすかったのと(笑)、工学研究院の清野聡子先生が世界水フォーラムの中で「Kyushu Day」というパネルを開催されるということで、折角の機会なので参加してみようと思いました。九州各地の水問題を事例として、行政、学者、市民団体の方々が参加され、とても興味深い内容でした。授業のため前半3日間しかいられませんでしたが、有意義な3日間となりました。